酒のつまみにルバイヤートはいかが?

      2017/01/23

最近、ルバイヤートっていう詩集を買ってしまいました!

(詩の中身よりも、ロナルド・バルフォアによるイラストに惚れて買ったようなものですが…)

今回はそのルバイヤートの紹介でもしていこうかと。

そもそもルバイヤートってなんだよ

そもそもルバイヤートってなんだよっていう人も多いはず!そこで軽~くルバイヤートとはなんぞやかと見ていこうかと。

11世紀のイランにて、稀代の大天才ウマルハイヤーム(彼は天文学から医学、数学、哲学、歴史学そして作詞を極めた万能の人とも言える、才能あふれる人物だったのですね~)によって編まれたとされているのが今回紹介するルバイヤート。

この詩の中身も色々と面白いわけでして…。このルバイヤート、酒、酒、酒って感じに、とにかく酒万歳な詩ばっかが収められているわけですよ。この詩が編まれた当時のイランはすでにイスラーム教を信仰していたわけで。そんな中、禁止されている酒を賞賛する詩を作るなんて色々とすげーとしか言いようがないわけで。とーぜんこの詩は世間に出されるわけもなく…(というか出せない、出せるわけがない!)長い間、人目につくことはなかったのです。

で、ルバイヤートが世の中に知れ渡るようになるにはは数百年後まで待つ必要があったのですね。

世界中に知れ渡るようになったのが、イギリス人のE・フィッジェラルドがこれを発見し、うまーく英訳したからなんですね~。こうして19世紀になって、ようやく日の目を見ることになったのです!

これが酒飲みの詩だ!

せっかく買ったんだし、特に気に入った詩でも紹介していこうかと。

絶つべきぞ、「生の秘薬」を絶つべきぞ、

ありとする「後の思」におぢけさし、

かよわなる盞の塵となる時

聖き酒飲望われをさそえば

この詩の大まかな意味は、死後の楽園よりも生きている間に酒を飲んだほうが素晴らしいといったものなんですね。う~ん現世利益を考えているって感じですね。そこが自分的に気に入ったわけで。

もう一つ紹介。

ああ、されどわが算數は、歳月を

人の知のコンパスに合わせりと言う。

若しさらば、暦より、生まれざる明日、

死にたえし昨日をばのぞきしに依る

この詩は天文学者として大成したウマルハイヤームが己を嘲って作った詩だそうで、なぜかわからないのですがすごく惹かれるとこがあるんですね。

他にも気になった詩が多数あるのですが全部書いてると止まらなくなってしまうので、特に気に入った以上の詩を紹介させてもらいました!

もしよければ、ルバイヤートを片手に酒でもいかが…?

 - 中東, 書評