書評 「君に友だちはいらない」 友達いらないってぼっちかな…?

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本屋で何とな〜く見つけた「君に友達はいらない」気になってしまい、ついつい買ってしまったわけで…。今回はその書評でもやっていこうかと。(別に自分がぼっちじゃないんで、そこよろしく!こんなこと書けば、逆にぼっちと捉えられるかw)

動けるチームが必要なのか!

瀧本氏は「君たち武器を配りたい」や「」といった社会論?それか人生論か?それか戦略論か?についての本を書いてきた人でして。それまでの本を読んできた自分としては、4作目にあたる「君に友達はいらない」は読んでみたいな〜と常々考えていたので今回手を出した理由の一つでして。

で早速ですが京都大学の瀧本哲史氏が書いた「君に友達いらない」この本の中身をぶっちゃけて言ってしまおうかと。それは「仲間を作れ」の一言に収められちゃうかと。タイトルと言ってることがちげーじゃねーかと思えるかもしれませんが、そうじゃないんですね…。言ってしまえば、ただ夢を語りあうだけの相手=友達は必要ではなく、夢を共有し実行していく相手=チーム?、仲間?が必要なんだと。まー実行がやっぱ一番なのかねと思いつつも。

はてさて、何かをなそうと成功するにあたって必要なのが行動を共にできるチームだそうで。

そのチームですが、本書では黒澤明監督の「七人の侍」、尾田栄一郎先生の「ワンピース」に出てくる仲間、集団を例として取り上げながら、どんなチーム・組織がこの先も生き残ることができ、逆に死にたえていく組織、チームはどんなものかを説明したりしているわけで。

で、どんなチームがいいかのかっていうと。
1責任がはっきりしてる
2少人数
3様々なバックグラウンドを持った人間が多い

1の理由としては、責任がはっきりすることでチームの全員がやるべきことをしっかりやるからだと。(やっぱ誰がどんな責任を負っているのかを自覚していないと、無責任な仕事になってしまうのですかね〜。ちょっとばかし心当たりが…)

2の理由は、少人数ならばチームのメンバーが何をなさなくてはいけないかがはっきりするのだとか。つまり2の理由はは1を補完する形になるわけですね〜。

3の理由なのですが、何かをなすつまり問題があるというわけで。そこで問題をチームで解決することになれば、似たような人物が集まれば似たような解決策が出ないのに対して、多種多様な人間の集まりならば解決策も多く提示されることになり問題が解決されやすいんだとか。(この話を読んで、福島原発での汚染水に対処する際にトンネル工事の方法を利用したとかどうとかって話を思い出したり…)

こんな感じで、この「君に友達はいらない」は“有用性のあるチームを作るべし”ってことをつらつらと述べていくんですね〜。ただ単にsnsでつながるだけの無意味さを説きつつ、とにかく効果的なチームが求められているんだとか。ホーンokわかった、とにかく成功するにはいいチームが必要なのねと。

まぁサブタイトルがThe Best Team to Change the Worldってあるように、ただ夢を語るだけの相手という意味での友だちはいらない。真に必要なのは共に行動を起こす友人なのだと、ってこの本は主張していると自分は解釈しましたとさ。

 

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